2013年7月27日土曜日

かみ添さんの紙

 

かみ添」さんは京都・西陣で工房を構えておられます。
「型押し」と呼ばれる印刷技術で、版木を使い手摺りで模様を紙に写します。それらの紙は襖や壁などに張られています。

馬渕では同じ技法で作られた便箋や葉書、熨斗袋などをお取扱いさせていただいてます。

 
 
 
 
かみ添さんは紙を染める段階から模様をのせるまで全て手作業でされています。
和紙は生きていますので、和紙の具合、絵の具の具合、湿気の具合など、全てのバランスを考えながらの作業は和紙を知りつくしていないと出来ない作業のようです。



染められた紙に模様をのせると模様の部分がこんもりと立体的に見えてきます。この感じがしっとりとしててとても美しいと思います。
華やかも美しいですが、私はかみ添さんのこのくらい静かな感じが大好きです。

そして、ここの職人の嘉戸さんは紙が本当に大好きな方です。
お会いする機会は減ってしまいましたが、もっといろんな紙のお話しをしたいと最近思います。

それまでにもっと勉強しておきます。



■お取扱い商品■
便箋セット、木版摺葉書、熨斗袋、ぽち袋、二つ折りカード




2013年7月3日水曜日

本づくりの体験教室・7月のご案内

7月の本づくりの体験教室の日程が決まりましたのでお知らせさせていただきます。
今月も2回の開催となります。

内容は引き続き「和綴じ帳」となり、和本仕立ての代表となる袋綴(ふくろとじ)と呼ばれるもので、基本となる「四つ目綴」という綴じ方で和綴じ帳をつくります。

8月からは角背上製本、もしくは丸背上製本で開催したいと思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。

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和綴じ帳をつくる一日体験教室

日 時 :①2013年7月27日(土) 16時30分~19時30分(休憩有)
 
     
場 所 :紙の店 馬渕
      (札幌市中央区南2西8 FAB cafe 2階)
定 員 :4名
参加費 :2,500円(材料費込)