2013年11月23日土曜日

柿渋で染めた紙

 
 
以前に紹介させていただいた呉服札に新しく柿渋染めのものが入荷しています。
柿渋液の中に含まれている「タンニン」には塗布することで、防水、防虫、防腐、補強の効果が発揮されます。さらに経年変化により色が深くなっていくので紙の表情もとても面白いと思います。
 
 
 
 
馬渕には呉服札以外にも柿渋紙があります。
こちらは昔使われていた紙なのですが、染めるというより刷毛でさっと引いた感じです。刷毛目の表情がとても美しい紙です。
店頭にある分全て巻皺が強くついていますが、裏打ちするとかなりピンとなります。
馬渕ではノートの表紙、貼箱に使ったりしています。
 
                     
 
 
 
 
次の紙は柿渋で2回染めたものです。
こちらは張り合わせの紙を裏にはり、葉書になる予定です。
 
            
 
 
ちょっとしたことでもひと手間かけるのは楽しいです。
 
 
 
 
 

2013年11月22日金曜日

展示のお知らせ

東京のgallery fu do kiにて開催される「カラカラカラ展-北海道のつくり手たち」に参加させて頂きます。
馬渕ではオリジナルの便箋、封筒、ノート、葉書なども紙ものの他、小さな貼箱も展示いたします。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


「カラカラカラ展-北海道のつくり手たち」
2013年11月22日(金)~11月28日(木)
11時~19時(最終日17時)
gallery fu do ki