2015年12月15日火曜日

年末年始営業のお知らせ





年末年始は12/28(月)~1/5(火)までお休みとさせていただきます。

※12/27(日)は18時閉店
※1/6(水)は17時閉店









2015年12月8日火曜日

「advent 四つの灯り」が終了しました


先日の「advent 四つの灯り」では、今年も沢山の方が来てくださりました。
有難うございました。お礼申し上げます。






















2015年11月30日月曜日

企画展出展のお知らせ

今年も「CONTEXT」さんで開催される「advent 四つの灯り」に参加させていただきます。




今年は和紙を貼った球を造りました。
和紙を何度も貼り重ねてはヤスリをかけ、仕上げの和紙をはり、着色して仕上げました。
オーナメントとして大きなツリーに吊り下げます。



YOSHIE MAKOTO   花・装飾
Rovaniemi        珈琲・お菓子→期間中会場にて移動カフェをされます
十一月          古道具
CONTEXT        陶
sabita           アンティーク・陶器
馬渕            紙

馬渕以外の上記5店舗では福井あゆみさんが作られるキャンドルがそれぞれのお店の個性にあわせて作られています。
是非お越しくださいませ。



「advent 四つの灯り」
2015.12.2(水)~12.5(土)
※12.5(土)17:00~20:00までキャンドルナイト

CONTEXT-21.8
札幌市中央区南21条西8丁目2-10
011-512-5960

2015年11月7日土曜日

ワークショップのお知らせ

今回はヒシガタ文庫さんで「文庫本の改装」のワークショップをさせていただきます。

文庫本を一冊お持ちいただき、お好きな布でハードカバーの表紙を作り、中身と合体させ仕上げます。今回はたくさんの道具は使いませんし、工程も少ないので、作り方がわかればご自宅でも簡単に作ることができます。

どうぞ宜しくお願いいたします。


「文庫本の改装のワークショップ」
日時:11月14日(土)
   ①10:30〜12:30
   ②14:30〜16:30

定員:各回8名
開催場所・お問合せ先:ヒシガタ文庫さん










2015年10月27日火曜日

展示会が終了しました



展示会にお越しくださった皆様、どうもありがとうございました。

展示に誘ってくださった石神さん、制作の時点からもお世話になった倉谷さんには本当に感謝いたします。

製作の時間も含めてとても貴重な時間となりました。
ありがとうございました。
























2015年10月22日木曜日

臨時休業のお知らせ

昨日から始まった展示の為、会期中は会場のほうに居ります。
その為、21日〜25日まではお店のほうは臨時休業となりますのでご了承くださいませ。
ご迷惑おかけいたします。

2015年10月19日月曜日

カレンダーが入荷しました

椿野恵里子さんのカレンダーと葉書セットが入荷しました。

毎年お隣の「古道具 十一月」さんでお取扱いのあった椿野さんのカレンダーですが、今年から同じフロアにある「馬渕」でお取扱いさせて頂けることになりました。










カレンダー、葉書セット---------各1,728(税込)


2015年10月6日火曜日

展示のお知らせ




展示のお知らせです。

陶芸作家の石神さんにお誘いいただき、土と紙での展示をさせていただくことになりました。
場所は古道具十一月さんの藻岩下のギャラリーとなります。

テーマは「静かなもの」です。
私の中での「紙」は、紙自体がただそれだけでとても静かな存在です。その「紙」に、自分の紙に対するイメージをのせて立体、刺繍など制作しています。
あまりにも時間のかかる仕立てばかりを思いついてしまい、本人が早くその仕上がった姿を見たくて製作しております。
今の時間が楽しくて仕方ありません。






「 閑  土 - 紙 」
石神照美(土) 
馬渕寛子(紙)

・日時 : 2015年10月21日(水)~25日(日)
            12時~18時(最終日は17時まで)
 
・場所 : 十一月 藻岩
     札幌市南区藻岩下2丁目5-10

※石神さん、馬渕---21~25日在廊
その為、「古道具十一月」「紙の店馬渕」は21日は臨時休業となります。ご迷惑おかけいたします。








2015年7月14日火曜日

旅館の箱



今年の6月に、ニセコにオープンされた旅館「坐忘林」さんの客室用の文箱を制作させていただきました。
様々な方が手に触れるものとなりますので、丈夫な楮の和紙を使い、仕上げにオイルを塗ってあります。坐忘林さんのご希望で全面に貼るのではなく、渕を残すように仕上げました。











坐忘林
北海道虻田郡倶知安町花園76-4

わずか15室のみの旅館のようです。
まだ私は行くことが出来ていませんが、いつか行ってみたい場所の一つです。












2015年5月26日火曜日

ノート



5月28日から柿渋で染めた布で作られるキクチジュンコさんの「布の道具」展がはじまります。馬渕ではお裁縫箱の他に柿渋で染められた布を貼ったノートを作らせていただきました。










『布の道具』
・日時  2015年5月28日(木)~31日(日)
      12時~18時(最終日は16時まで)
・場所  十一月 藻岩(札幌市
南区藻岩下2丁目5-10






裁縫箱


5月28日から始まる、柿渋で染めた布で作られるキクチジュンコさんの「布の道具」展に馬渕もお手伝いさせていただきました。
今回はキクチさんよりのご要望で、柿渋の布を貼ったノートと、キクチさんが作られたピンクッションが入ったお裁縫箱を作らさせていただきました。


お裁縫箱は裁ち鋏が入る大きさと、持ち歩きのできる大きさの2つのサイズを作りました。

今回は道具箱ということで仕切りをつけています。仕切りとなる板は古道具で見つけた木に数字が書かれたものを使いました。和紙で何度も下張りをしているので、紙で出来た箱ですがかなりの強度があります。また、和紙特有の毛羽立ちを抑える為にこんにゃく糊と仕上げにオイルを塗って仕上げました。
キクチさんが作られたピンクッションが入ります。











『布の道具』
・日時  2015年5月28日(木)~31日(日)
      12時~18時(最終日は16時まで)
・場所  十一月 藻岩(札幌市南区藻岩下2丁目5-10












2015年5月11日月曜日

布の道具 キクチジュンコ柿渋染め展

キクチジュンコさんの柿渋で染めた布を使った展示「布の道具」が、藻岩にある「十一月」さんで開催されます。
鞄だけではなく、今回はオブジェのようなものや洋服など、様々な布の道具が並ぶそうです。











今回、キクチさんよりお声かけいただき、馬渕では柿渋で染めた布で表装したノート、裁縫箱(柿渋で作ってくださったピンクッションが入ります)などを一緒に作らせていただきました。

写真はノートに貼る布を裏打ちしたものです。気の遠くなるような細かい工程が終了し、明日より貼る作業が始まります。楽しみです。




『布の道具』
・日時  2015年5月28日(木)~31日(日)
      12時~18時(最終日は16時まで)
・場所  十一月 藻岩(札幌市南区藻岩下2丁目5-10







 


2015年5月6日水曜日

出張ワークショップのお知らせ

今回は千歳の「アートホーム」さんよりお声かけ頂き、一日のみの製本ワークショップを行います。
内容はA5サイズのハードカバーのノートとなり、無線綴じで仕上げます。

尚、15日~18日までの期間中は馬渕の紙ものなどを販売させていただくこととなりました。

どうぞ宜しくお願いいたします。



■製本ワークショップ
・日時   5月18日(月)13時~16時半
・定員   5名
・参加費  3500円
・場所   「アートホーム」千歳市みどり台北5丁目1番1号 il dono千歳 
・お問合せ先→










2015年3月17日火曜日

佐藤さんの和紙が届きました



愛知県で紙漉きをされている佐藤さんの和紙が届きました。

約2年前に佐藤さんの工房を訪ね、その後はお手紙のやり取りや、佐藤さんより手漉きの和紙が送られてきたりしています。(以前の佐藤さんの工房を訪ねたブログです→

工房を訪ねた時の物凄い感動は今でもすぐに思い出すことができますが、今自分のお店で佐藤さんの和紙を直で触れて見るともう本当に溜息しかでないのです。背筋が伸びすぎるくらい伸びる感じがします。
全ての紙漉きの工程を気の遠くなるような手作業でされているので、薄くてもとても丈夫です。佐藤さんの和紙を使ったいろいろな作品を見せていただきましたが、和紙でこんなことも出来るのかと感動した記憶があります。

そんな佐藤さんの和紙が届きました。

佐藤さんの和紙は販売はされていません、佐藤さんの和紙を必要とされている場所へ確実に届けられています。有りがたいことに、ご縁があって私のところにも届けられました。

札幌でも作品の制作で和紙を探されている方など、本当に必要とされている方へお譲りしたいと思っていますので、そんな場合は一声お掛けくださいませ。





佐藤さんは紙漉きの際にその和紙が出来るまでのレシピのようなものを毎回記録されています。温度や湿度、その日の気分、工程、出来事、諸々。

約40年間も紙漉きをされてきた方が「今回の紙はすべて完璧!!」なんて書かれたら鳥肌が立ちます。










2015年2月27日金曜日

領収書




                         

新しく領収書が仕上がりました。

開店当時からいつか領収書などの伝票がつくりたいと思っていたのですが、ようやく形になりました。




馬渕で作りたかった領収書は紙がシャリシャリと薄いものです。紙の手触りはもちろんですが、紙が薄いことで印刷の模様の繊細さを引き立つようにしました。

紙の薄さなんて、、、質感なんて、、、もしかしたら領収書にはほとんど求められていない事かもしれません。でも、開店当時から考えていた伝票の構想では外せない部分でした。




実用性も少しは考えています。

ミシン目で切り離す際にしっかりと指で押さえられるように、ミシン目の横に少しの余白をとりました。そうすることで、使い切る最後の最後まで綺麗にカットできます。




複写になっています。複写の色はブルーです。
上の紙が黄色で下の紙を白にしています。領収書をお渡しする時は何故か慌ててしまう状況になるのですが、色で分けているので間違って控えのほうを切り離してしまうことがありません。


領収書のサイズは縦の長さがお札と同じ長さになるので、お財布に一緒に入れても収まりがよく、領収書の端がくしゃくしゃになりません。


はっきりと解りやすく、事務的で使いやすい領収書が基本ですが、そこに紙の質感や枠の模様の美しさなど、馬渕の外せない要素を加えました。









横書きが2種類、縦書きが1種類のデザインです。

今回、トロッコ一級建築事務所のお二人と一緒に製作しました。
昔から集めていた印刷物の装飾欄や罫線、オーナメントは本当に美しいものばかりです。そんなものを参考に新たにデザインして頂きました。

もちろん本業は建築のお仕事なのですが、紙とインクが大好きなお二人で、以前には馬渕のショップカードなども作っていただきました。

トロッコの二人の感覚が私はとても大好きなんです。領収書が仕上がったときの嬉しさを一緒になって喜んでくれたり、ワクワクしたり、そういう感覚をこのお二人とはずっと持ち続けたいと思いました。
改めてお礼申し上げます。



たかが領収書と思われるかもしれません、でもなかなか探すと理想のものがないのが実状です。是非一度手に取って見て頂きたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。



■複写50組(台紙付)
■税込540円











2015年2月24日火曜日

カードと、紙の財布

今回は平山昌尚「HIMAA」さんの紙のグッズをいくつかご紹介させていただきます。



まずはうちでは人気の神経衰弱カードです。
トランプではなくて絵のカード。頭を使って記憶するのはどちらも一緒ですが、トランプの神経衰弱ゲームはどこか本気感があって怖いけど、こっちはもっと気楽にできるかもしれません。











紙のお財布です。
A3の紙をただ折っただけのお財布です。お財布って肝心な中身はいうほど入ってないのに嵩張って嫌なときがあります。軽装でお財布を持ちたくないけど必要、そんな時にとても使えます。紙なのでお財布にメモも取ることが出来るので、メモ代わりにもなりますし、好きな絵を描いてもよさそうです。1か月くらいはもちます、カード、お札、硬貨、全てが入ります。きっと旅行なんかに使えそうですね。

















2015年2月22日日曜日

平山昌尚さんのノート

平山昌尚「HIMAA」さんの新作のノート「5522」をご紹介します。

以前にもいろいろと本やノートを出されているのですが、「3444」に似せて作ったノートで、さらに「3445」に似せたドローイングを新たに描いた「5522」という新作のノートです。






ミシン製本で縫える限界の厚みのノート(200ページ)で、A5サイズ、中身は白無地、小口は写真のように切り落とさずに斜めに飛び出たままになっています。小口がでているのでページも開きやすいです。






そして「3444」のドローイングの本も入荷しています。





約500ページの厚みのある本で、いざ手にすると圧巻です。天、地、小口とぶ厚い三辺がスパッと断裁されている姿だけでも美しいですが、平山さんのドローイングが私は大好きです。白い紙に黒い線、線でも太い線や細い線と表情がとても面白いなと思います。
平山さんには怒られるかもしれませんが開いた瞬間に私はノートのように贅沢に使ってみたいと思ってしまいました。でもまだもったいなくてその日の気分でページを変えて開いてます。








平山さんの作品を知ったきっかけは2008年に出されたフクロウのジンでした。とっくに紙は日に焼けてしまいましたが、ただひたすら描かれたフクロウの表情が好きで大好きなジンの一つです。


本やノートの他にも平山さんの紙もののグッズが入荷していますので、またご紹介させていただきます。













2015年2月19日木曜日

出張ワークショップが終わりました




先日、drop around さんのショップ兼ギャラリー「MANUFACTURE & WORK」さんでの製本の出張ワークショップが無事に終わりました。


今回のノートの表装は、背には布を、平の部分は紙で仕上げました。大きさや素材は全てdrop around さんが決めてくださり、上品で綺麗なノートが仕上がりました。

作業的には細かい作業が続くうえに、工程が増える仕上げとなりましたので予想以上に時間がかかってしまい、皆さん大変お疲れになられたと思います。長時間お付き合いくださりありがとうございました。時間の配慮が足りずご迷惑おかけいたしました。


折角なので馬渕ではワークショップだけで終わってしまうのではなく、ご自宅でも製本できるような作り方にしていますが、あまりにも長時間の内容となってしまったので、なかなかご自宅でもう一度挑戦という気持ちにならないのではと、少し工程を見直さなくてはと思っています。


「MANUFACTURE & WORK」さんの空間は自然光が沢山入り込み、とても気持ち良い空間でのワークショップとなりました。沢山のお客様を集めていただき大変感謝いたします。


最後に、ご参加くださったお客様、drop around の青山さん、大変ありがとうございました。大幅な時間のオーバーをしておきながらですが、とても充実した一日を過ごさせていただきました。御礼申し上げます。



毎回ワークショップの様子の写真を撮り忘れてしまい、、、上の写真は参加いただいたお客様の完成したノートをなります。




「MANUFACTURE & WORK」
札幌市中央区北9条西20丁目2-7
 011-612-8955
※毎月1~10日の営業